血糖値上昇に潜む病気とは? 〜 糖尿病と血糖値


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血糖値上昇に潜む病気とは?

血糖値と糖尿病の関わりは、よく知られていることが多いですが、
そのほかにも、血糖値の上昇によって、病気を伴うことがあります。


血糖値の上昇が見られるときは、さまざまな病気の疑いもあるので、
人間ドックなどで健康診断を行うと良いでしょう。
血糖値の上昇に伴って、糖尿病のほかにも潜んでいる病気があります。
また、ある病気が原因で、血糖値があがるものもあります。
その中には、すい臓ランゲルハンス島の機能低下、
急性すい炎、肝硬変、すい臓結石、慢性肝炎などが上げられます。


すい臓ランゲルハンス島は、すい臓に存在する内分泌細胞のことで、
血中にインスリンを分泌する作用があります。
ですから、すい臓に何らかの病気や障害が起こると、ランゲルハンス島から
インスリンが分泌されにくくなることで、血糖値が上昇する場合もあります。


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そして、血糖値は内分泌系の疾患によっても上昇する原因になります。
内分泌系の疾患では、成長ホルモンや甲状腺ホルモン、
腹心髄質ホルモンなどの分泌が異常に上昇すると、
ホルモンを作用を崩し、血糖値が上昇することに繋がります。


そのほかにも、急性肺炎や貧血、中毒症なども血糖値を上昇させます。
また、ほんの些細な事でも、血糖値の数値に影響を与えるので、
普段の生活も注意を行いましょう。
健康のために運動を行っている人もたくさんいますが、
負荷が高すぎる運動だと血糖値をあげる原因になる場合もあるので、
よく医師に相談しておきましょう。


血糖値の上昇は、さまざまな危険因子を含んでいます。
糖分の取りすぎのほかに、さまざまな病気が隠れている場合もあるので、
必ず、定期健康診断を欠かさず行い、体に不調を感じる場合は医師の診察を受けましょう。



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